健康とダイエットに関するサイト

お問い合わせ          

たばこと健康SMOKING

たばこは、健康に悪いというイメージがあると思いますが、その通り健康に良い影響を及ぼす因子は1つもありません。
まず、たばこを吸う人は、死亡リスクが非常に高くなります。たばこは肺がんだけではなく、日本人の3大死因(がん、心臓病、脳卒中)とも密接に関連しています。たばこを吸う人は、吸わない人に比べて、虚血心疾患になるリスクが3倍も高くなり、しかも、1日の喫煙本数が多いほど発病するリスクは高くなります。また、たばこを吸うと脳梗塞やくも膜下出血にかかりやすくなることも分かっています。
それほど害を及ぼすたばこですが、1度吸い始めてしまうとなかなかやめることができません。なぜなら、たばこに含まれるニコチンには、アルコールやコカイン、アンフェタミンなどの依存性薬物と同様、精神依存性、禁断症状(離脱症状)、同じ効果を得るためにしだいに摂取量が増えるといった身体依存性があるからです。たばこを吸うと、肺から吸収されたニコチンが静脈注射よりも短時間で脳に達します。そして、「脳内報酬回路」と言われる神経系にあるニコチン受容体に作用して、快楽物質であるドーパミンを過剰に放出させます。この神経系が主に薬物依存に関わっていると考えられています。
このように、禁煙をするのが難しいことを考えると、たばこは最初から吸わないことを決意することが最善といえます。

喫煙者の意見として多いのが喫煙者の親せきや知人が長生きしたのだから
タバコが健康に悪いわけが無いという持論です。

それでも健康診断の数値には悪いことが顕著に現れたりします。
肺のレントゲンで再検査になったり、そういう時は禁煙を始めようと決意しますが、長続きはせずに
また喫煙を始めてしまいます。

そういう人に限って結構テレビの情報での健康によいものには影響されるのに
ことタバコに関しては肺がんと喫煙の関係を認めようとはしないのです。
困ったことですが、
その後も肺のレントゲンで引っかかることがありますが
再検査ではタバコのせいで肺は余り良い状態ではないけれど
とりあえず心配はありませんと言われるのでに喫煙を続けてしまいます。

自分だけならまだしも、副流煙など他人にも影響が及ぶ可能性が高いので本当に一利もないと言えますが、
一種の薬物なのでやめることは非常に難しいといえます。